おばんです。

昨晩からの大雪の影響も未だ残る宮城県石巻市からポチポチと書いております

本日1月23日に仙台高裁において 東日本大震災での宮城県石巻市大川小学校における津波被害に関して 遺族と石巻市 宮城県で争っています控訴審が結審いたしました。

宮城県民 そして石巻市民ならなおの事 心が押しつぶされそうになるニュースです。

震災発生からすでに6年と10ヵ月

過ぎていく時間と共に薄れていく記憶 
あえて目を伏せ通り過ぎてきた人もいたりして

気付けば6年10ヵ月


2011 3 11
東日本大震災において最大の被害を出した行政区でもある石巻市
甚大なる被害の中で様々な問題が起き
しかしながらその甚大すぎる被害のなかで

1000年に一度だからしょうがない って思われ軽く扱われてきた案件がたくさんありました。

日和幼稚園だったり 門脇小学校だったり 悲しい事案をあげればキリがありません。

そのなかでも際立って報道の扱いが大きかった感のある大川小学校での悲劇


児童74人 教職員10人 
計84人もの犠牲を出してしまった
学校の管理下においての事件・事故として戦後最悪の惨事でした。

本来であれば避難場所にもなる学校で
生徒児童が守られる場所で大勢の命が奪われてしまったという辛い現実です。

大川小学校とは違いますがオラの子どもが通っていた学校でも被害にあってしまった児童 保護者が
たくさんおられましたので決して他人事ではありませんでした。



そもそも何故遺族側と市や県が裁判で争う事になったのか
少し説明させていただきます。

遺族側の思いは
何故子どもたちは命を奪われなければならなかったのか
助かる方法はなかったのか
何故助けられなかったのか

この 「何故」 への回答が欲しい
あの凄まじい惨事の中で本当は何があったか
真実を知りたい ただそれだけだと察します。


震災発生当時 市は数々の問題 難題を抱え
その対応に苦慮し 市民の不満は爆発寸前まで達していました。
現場レベルでは本当に奮闘している職員さんも沢山いましたが。
被災した市民が互いに手を取り助け合い、ボランティアで来てくれた多くの心ある方々のおかげでなんとか平静を保っていた状況でした。

当時の市の指揮系統の混乱や、関係各所への連携の悪さ 不手際は
後から言ってもしょうがないので割愛しますが。

津波からなんとか逃れ 物資などの供給が一応の目処がついてきた頃
子どもたちの学校はどうするんだ?
という保護者達の意見に対する説明会が、市内各地で石巻市教育委員会によって開かれていました。
様々な意見のやりとりを交わしましたが…
本当に当時の教育委員会の体たらくといったら…

この時点で我々沿岸部にいる市民は
今回記事に起こしている大川地区 釜谷地区の惨状を知らされてもいませんでした。
人づてにあっちの被害は凄いと聞いてはいましたが…

悲しみの中で懸命に生きてきた遺族達
まだ子ども達はどこかできっと生きている、そう信じ戦ってきた家族
互いに手を取り合い懸命に耐え過ごしてきたのは色々な方面から見聞きしてきました。

ですが石巻市の対応は次々と遺族側の思いを裏切り続けます。

そんな行政の後手後手の対応に不信感を募らせた(当たり前ですよね)
遺族側が2014年3月に市 県を相手どり仙台地裁に提訴し現在に至ります。
児童23人の遺族が23億円の損害賠償請求という形ですが
金銭が本来の目的ではありません。

遺族側が求めているのはあくまでも真実です。

何が当日あったのか
この1点です。

市の調査によると
校長不在による行動決定における乱れ(知らんがな)
県や市の策定した津波ハザードマップでは学校に波は届かない(知らんがな)
現在市が主張している引率の先生方が示した避難先が海抜6~7mの新北上大橋のたもとが最善策だったと
(津波が来るぞっていってんのに何故川へ近づくのか理解できないが)
そもそも その決定がなされて行動を開始した時点で防災無線や地域の行政連絡で津波の予想高さは10mとされていました。
全くもって高さが足りません。




想像してください。

10mの津波が来ます、と言われ
あなたは海抜ちょうど10mの丘に立って待ってられますか?
不安はありませんか?
もうちょっと上に行っといた方がいいんじゃないか?
10m以上来るんじゃないか?

そう思いませんか?

まぁ大丈夫きっと来ないだろう
そう思った人が真っ先に犠牲になったのがあの大津波です。

本来地元の生まれ育ちではない先生方で その土地にそこまで詳しくないとしても
何故「山に逃げよう」という意見を黙殺したのか。





2016 10 26

仙台地裁判決 
県や市に対し14億3000万の支払いという原告の勝訴 という一定の良識ある判断がなされました。

しかし一時の安堵も許されず残酷なまでに事態は動きます。

2016 10 28

市側が判決を不服とし控訴する意思を示しその後市議会で決定
県も追随するように控訴を決定

埋まらない溝を作った瞬間です。

オラもこのニュースをみてがっかりしました。
落としどこを探す訳でもありませんがこの 市、県の対応はあまりにも心が無い。
遺族の感情を逆撫でする以外なにものでもない。
宮城県民として石巻市民として恥ずかしいと思いましたし怒りすら覚えました。


石巻市長いわく
今回の判決の通りだと現場の教職員に「結果回避責任」が発生する、と
これは教職員の重荷になる 悪しき前例になる、と。
斜め上からのコメント。
大人守って子ども守らず ですか

学校は子ども達を守る場所じゃないの?
だったら学校に行ってる間は誰が子ども達を守んのよ?

それに加え

2017 10 4

控訴審を裁く仙台高裁の裁判官が現地 大川小学校を視察

物凄く優秀な頭脳をお持ちの方々ですから6年半経ってから来られても何かを吸収なされるのでしょう。
すでに現場の状況には当時の面影もなく
土地勘のない判事の方々はその立地関係を少ない時間で見て周りどう判決に影響するやら
現地の遺族の「今更なんだよ」っていう感情はフルで無視でしたね。


そんなデタラメだらけの控訴審も23日に結審し
4/26に下される判決を待つのみであります。


24日 
石巻市の亀山市長のコメントが新聞に掲載されていましたが
「和解したかったが叶わず」だってさ
予測できなかったんだからしょうがないじゃんもう許してよ だってさ
アンタら市と県はずっとそう主張されてきましたね
がっかりです。





願わくば遺族の方々が納得できる内容でありますように
最高裁まで争う事が無いようにと祈ります。
良識を。
正しく良識ある判決を期待しております。


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